フジクラ(5803)は買いか——営業利益予想は2倍、株価は高値の66%。母は買い、私は買いませんでした【2026年9月7日時点】

セーラー服姿の月城ミオが株価チャートを手に静かに見ている。背後では業績予想を表す棒グラフが右へ向かって階段状に上がっていく一方、株価を表す細い線が反対に下がっており、予想が2.05倍になっても株価は0.82倍になったフジクラの状況を示している 個別株
営業利益の予想は2,110億円から4,320億円へ2.05倍。同じ期間に株価は6,355円から5,241円へ0.82倍になりました

母が8月の中頃から下旬にかけて、フジクラ(5803)を5,000円前後で買いました。今も持っています。

私は同じ数字を見て、買いませんでした。積立を続けただけで、ほかに何もしていません。

先に書いておきます。母が間違っていて私が正しい、という話ではありません。立っている土俵が違うだけです。そしてこの記事は、結果が出る前に書きます。答え合わせは2027年3月にやります。そのとき株価が上がっていても下がっていても、私の判断は変わりません。それも先に宣言しておきます。

この記事の数字は、すべて2026年9月7日終値(5,241円)の時点のものです。

この半年、フジクラに何が起きたか

まず事実を並べます。断りのない数字は終値です。

3,500 4,000 4,500 5,000 5,500 6,000 6,500 7,000 7,500 8,000 母の購入帯 8月19日〜8月31日 終値 5,016〜5,504円 9/7 終値 5,241円 5/14 上場来高値7,933円 → ストップ安 6,355円(-19.10%) 5/13 終値7,855円 5/20 安値4,156円 6/18 上方修正 6/23 高値7,068円 7/29 安値3,665円 8/7 上方修正 +12.82% 8/18 高値6,433円 4/10 5/13 6/5 6/23 7/15 7/29 8/17 9/7 9月7日終値 5,241円 = 上場来高値(7,933円)の 66.1%/7月29日安値(3,665円)の 143.0% 単位は円。終値ベース。母の買値の点は打っていません(購入帯のみ表示) 図1|フジクラ(5803)株価の6か月 2026年4月10日〜9月7日・日足終値
フジクラ(5803)の日足終値。オレンジの帯が、母が買った8月19日〜31日の終値レンジです(出典:株探の株価データより筆者作成)

2026年4月10日の終値は5,630円でした。そこから5月13日に7,855円まで上がります。

翌5月14日、フジクラは上場来高値の7,933円をつけました。同じ日の14時に2026年3月期の決算を発表し、株価はそこから崩れて、ストップ安の6,355円で終わりました。前日比マイナス1,500円、マイナス19.10%です。

5月19日はマイナス16.95%の4,695円。5月20日には安値4,156円をつけました。高値から4営業日で、47.6%下げたことになります。

6月18日、終値は4,461円まで下げていました。その日の16時53分、会社が業績予想の上方修正を発表します。営業利益の予想を2,110億円から3,100億円へ。理由は「AI投資を背景にした光ファイバー関連製品の旺盛な需要」と「想定外の受注獲得」でした。

翌6月19日はストップ高の5,161円、6月22日もストップ高の6,161円。この2日は始値も高値も安値も終値も同じ価格です。売り物が出なかったということです。6月23日には高値7,068円まで戻し、この日の出来高は1億5,423万株になりました。

そして7月29日、安値3,665円。6月23日の高値から5週間で、48.1%下げています。

8月7日、会社は2度目の上方修正を出します。営業利益の予想を3,100億円から4,320億円へ。株価はプラス12.82%の5,185円で終わりました。

8月17日に6,078円、8月18日には高値6,433円。そして8月19日、マイナス9.73%の5,328円。

母が買ったのは、この後です。

5月14日に起きたのは、「悪い決算」ではありません

ここは丁寧に書きます。誤解されやすいところだからです。

5月14日にフジクラが発表した2027年3月期の会社予想は、売上高1兆2,430億円・営業利益2,110億円・純利益1,560億円でした。前の期と比べると、売上は5%増、営業利益は12%増です。減益予想ではありません。

それでもストップ安になりました。理由は、市場が期待していた数字のほうが大きかったからです。

日本経済新聞によれば、そのときのQUICKコンセンサス(証券会社のアナリスト予想を集計した数字)は、営業利益2,636億円・純利益1,955億円でした。会社が出した2,110億円は、それを20%下回っていたことになります。

株価は、業績で動くのではなく、業績と期待の差で動きます。これは7月にサムスンが営業利益19倍でも急落したときに書いたことと、まったく同じ構造です。

サムスン営業利益19倍でも株価急落——「好決算なのに下がる」が起きる2つの理由

8月19日の下げも、フジクラの問題ではありません

8月19日、フジクラは1日で9.73%下げました。ただしこの日は、日経平均そのものが2,134円31銭(マイナス3.16%)下げた日です。終値は65,326円42銭、一時は2,300円を超える下げ幅でした。

日経新聞が挙げた理由は3つ。前日の米国の半導体株安、中東情勢の不透明感、そして物価高で個人消費が落ち込むという警戒感です。ソフトバンクグループもアドバンテストも、AI・半導体関連は軒並み売られました。

つまり8月19日は、フジクラに何かが起きた日ではなく、AI・半導体が丸ごと売られた日でした。指数が3.16%下げた日に、フジクラは9.73%下げた。その約3倍動いたという事実が、この銘柄の性格を表しています。

業績予想は2.05倍になり、株価は0.82倍になりました

数字を並べ替えます。

図2|営業利益の予想は2.05倍、株価は0.82倍 営業利益の予想(億円) 2,110 3,100 4,320 4,320 同じ日の終値(円) 6,355 4,461 5,185 5,241 5/14 当初 6/18 修正 8/7 修正 9/7 現在 予想は 2,110億円 → 4,320億円で 2.05倍。株価は 6,355円 → 5,241円で 0.82倍
上段が営業利益の予想、下段が同じ日の終値です(出典:決算短信・株探の株価データより筆者作成)
時点 営業利益の予想 同じ日の終値
5月14日(当初) 2,110億円 6,355円
6月18日(1回目の修正) 3,100億円 4,461円
8月7日(2回目の修正) 4,320億円 5,185円
9月7日(現在) 4,320億円 5,241円
営業利益の予想は3か月弱で2.05倍、株価は0.82倍になりました

もう一度、5月14日を思い出してください。市場は「2,110億円では足りない、2,636億円は欲しい」と言ってストップ安をつけました。その予想は、いま4,320億円です。市場が求めた2,636億円すら、1.64倍上回っています。

それでも株価は、怒られた日の終値6,355円より安い、5,241円です。

私はここで「だから割安だ」とも「だから危ない」とも言いません。数字が正しいことと、値段が正しいことは別だ、という事実だけを置きます。

地味な電線株が化けた、というのは本当です

フジクラは電線の会社です。その会社が、この4年でどう変わったかを並べます。

項目 2023年3月期 2027年3月期(予想) 倍率
営業利益 702億円 4,320億円 6.2倍
1株利益 24.7円 196.9円 8.0倍
1株配当 5円 38円 7.6倍
1株あたりの数字は、2026年4月の1対6の株式分割を反映した後の基準です(出典:株探の業績データ)
項目 2024年3月期 2026年3月期
自己資本比率 47.1% 57.8%
有利子負債倍率 0.56 0.15
稼ぐ力が増え、同時に借金が減っています(出典:株探の財務データ)

稼ぐ力が6倍になり、借金が減り、自己資本比率が10ポイント上がりました。2024年には日経平均の構成銘柄で年間上昇率トップになり、同じ年の11月、MSCIオール・カントリー・ワールド指数(オルカンが連動している世界株の指数)に、日本株では唯一、新規採用されています。同じ回で日本株は7銘柄が外されました。

会社の質を疑う材料は、私にはありません。

3つの見方があり、どれも間違っていません

いまフジクラについて言われていることを、3つに整理します。

見方A「好業績なのに高値の66%。買い」
営業利益の予想は2倍になり、株価は高値の3分の2です。母の見方はここにあります。

見方B「AIはもう織り込まれている」
9月7日終値でPER26.6倍、PBR14.26倍、配当利回り0.73%。これは成長を前提にした値段です。米国の大手テック5社(マイクロソフト、アルファベット、アマゾン、メタ、オラクル)の設備投資額の合計は、同じ5社の営業キャッシュフローの合計に近い水準まで来ていて、過剰投資への警戒も出ています。

見方C「値動きが荒すぎる」
5月と7月に2回、5週間以内に48%下げています。4月10日から9月7日までの間に、出来高が1億株を超えた日が7日あります。

そして重要なのは、A・B・Cのどれも「上がるか下がるか」の話だということです。答えは半年後にしか出ません。私は当てにいきません。

同じ5,241円が持つ、3つの顔

ここからが、この記事の本題です。

何と比べるか 答え
5月14日の高値 7,933円と比べる 66.1%(3分の2)
7月29日の安値 3,665円と比べる 143.0%(4割高い)
1月21日の安値 2,741円と比べる 191.2%(ほぼ2倍)
今期の予想利益と比べる PER 26.6倍
純資産と比べる PBR 14.26倍
同じ株の、同じ日の、同じ1つの値段(2026年9月7日終値 5,241円)です

同じ株の、同じ日の、同じ1つの値段です。それが「3分の2」にも「ほぼ2倍」にも見えます。

母の「割安」は、高値との比較です。私が見る「割安」は、利益との比較です。

どちらかが正しいのではありません。基準を選べてしまうのです。そして基準を選べる株を、私は割安かどうか判断できません。

私が買わなかったのは、下がると思ったからではありません。判断できなかったからです。

同じ1枚の表が、母の根拠にも私の根拠にもなります

これが、調べていていちばん面白かったところです。

フジクラの業績予想の修正履歴を、3期分並べます。

決算期 5月に出した当初予想(営業利益) 実績 倍率
2025年3月期 700億円 1,355億円 1.94倍
2026年3月期 1,220億円 1,887億円 1.55倍
2027年3月期 2,110億円 4,320億円(現在の予想) 2.05倍(進行中)
この会社は3年続けて、5月に出した当初予想を期の途中で大きく上回ってきました(出典:マネックス証券「銘柄スカウターライト」)

この会社は3年続けて、5月に出した当初予想を、期の途中で大きく上回ってきました。

母の見方には、履歴の裏付けがあります。5月14日にストップ安をつけた市場は、「この会社の当初予想は毎年低い」という3年分の記録を無視していた、とも言えます。

ところが、同じ表には続きがあります。

2026年3月期のできごと 営業利益
2026年2月9日に上方修正した予想 1,950億円
5月14日に出た実績 1,887億円
マイナス3.2%(未達)
上げた予想に、実績が届かなかった年です(出典:同上)

2026年3月期は、上げた予想に実績が届きませんでした。経常利益も2,040億円の予想に対して1,995億円で、2.2%の未達です。

上方修正は、約束ではありません。

母が見ているのは、この表の「毎年上回ってきた」という顔です。私が見ているのは、同じ表の「上げた予想も落ちる」という顔です。データは1枚。読み方が2つあるのではなく、何と比べるかが2つあるのです。

私の型を当てはめると、買い場は7月29日でした

3か月前、私は東京エレクトロンについて「私の買い場は43,000円から下です」と書きました。フィボナッチ・リトレースメント(上げた値幅の何割まで戻るかを測る計算方法)で、61.8%戻しから78.6%戻しのゾーンを検討範囲にする、という型です。

東京エレクトロン、営業利益1兆円は本当か——過去最高決算でも株価が3割下げた理由と、私の買い場

同じ型を、フジクラに当てはめてみます。起点は1月21日の安値2,741円、天井は5月14日の高値7,933円です。

図5|私の型(フィボナッチ)を当てはめると、買い場は7月29日だった 私の検討ゾーン (東エレク記事と同じ型) 高値(5/14) 7,933円 38.2%戻し 5,950円 50.0%戻し 5,337円 現在地(9/7) 5,241円 61.8%戻し 4,724円 78.6%戻し 3,852円 7/29の安値 3,665円 起点(1/21安値) 2,741円 ※水準の間隔は読みやすさのため等間隔にしています。実際の値幅には比例していません 7月29日の安値3,665円は、78.6%戻し(3,852円)すら下回りました。買い場は来ていたのです。 そして7営業日後の8月7日、終値は5,185円。7月29日の終値3,760円から+37.9%で、その買い場は消えました。
起点2,741円(2026年1月21日安値)から天井7,933円(同5月14日高値)までの値幅に対する戻り率(筆者試算)

私の検討ゾーンは、61.8%戻しの4,724円から、78.6%戻しの3,852円までです。

フジクラは、そこに入っていました。7月29日の安値3,665円は、78.6%戻しの3,852円すら下回っています。私の型でも、買い場は来ていたのです。

問題はここからです。

7月29日の終値3,760円から、8月7日の終値5,185円まで、7営業日でプラス37.9%。8月18日の高値6,433円まで見れば、7月29日の安値からプラス75.5%です。

買い場は来ました。そして7営業日で消えました。

これが、私が「この株は私の型では扱えない」と考える理由です。押し目が来ないのではありません。来た押し目が、判断する時間を与えずに消えていく速度が、私の型の想定外なのです。

母と私は、違う土俵に立っています

整理します。

目的 個別株で財産を作る 出口の自由度を最優先に保つ
「割安」の基準 高値7,933円との比較 今期の予想利益との比較
買う理由 上がると踏んだから (買っていません)
売る理由 上がったとき、または見立てが外れたとき 買った理由が消えたとき
20%下がった日の行動 買う前に決めてある 決められないので、持たない
フジクラの保有形態 現物で直接 オルカン・S&P500経由で間接的に
半年後に見るもの 株価 何も見ない(積立を続けるだけ)
どちらが優れているという表ではありません。立っている土俵が違うだけです

ひとつ、はっきりさせておきたいことがあります。私はすでにフジクラの株主です。オルカンを積み立てている以上、MSCIオール・カントリー・ワールド指数に入っているフジクラを、私は間接的に持っています。

だから今回のことは「買い逃した」ではありません。「集中しなかった」だけです。買い足せば集中になり、買わなければ分散のままです。私は分散のままを選びました。

これは以前、Micronのときにも書いたことです。

Micronとは何の会社か?S&P500の第8位になった“メモリの巨人”

そしてもうひとつ。母は、5月と7月の暴落を見た上で買っています。高値から48%下げるところを2回見て、それでも8月に買った。それは母の胆力であって、私にはないものです。

土俵の選び方は、性格の問題です

4月に、私は2本の記事を書きました。

個別株をやめてよかった理由【インデックス投資に切り替えた話】
個別株で勝てる人・勝てない人の決定的な差【投資歴18年の結論】

個別株をやめたのは、損をしたからではありません。出口の判断を毎回迫られるのが、性格に合わなかったからです。

母は、判断を迫られることを苦にしません。私は苦にします。それだけの違いです。優劣ではありません。

ここで「人それぞれですね」で終わらせないために、ひとつだけ具体的な線を引きます。

入口は誰でも書けます。書けないのは、出口です

8月25日の東京エレクトロンの記事で、私はこう締めました。「自分がいくらなら買うかを紙に書いてみてください」と。

あれは入口の話でした。そして正直に言えば、入口は誰でも書けます。「4,000円になったら買う」と書くのは簡単です。

書けないのは、その先です。

買った株が20%下がった日に、自分が何をするか。それを、買う前に紙に書けるかどうか。

フジクラは、8月19日に1日で9.73%下げました。5月と7月には、5週間以内に48%下げています。この株を持つというのは、その日に何をするかを、あらかじめ決めておくということです。

  • 買い増すのか
  • 何もしないのか
  • 半分売るのか
  • 全部売るのか

書けるなら、母の土俵で戦えます。書けないなら、インデックスの土俵にいたほうがいい。

私は書けませんでした。だから買いませんでした。それだけです。

キオクシア急落で「売らされた」のは誰か——暴落で売らずに済む人が持つ、2つの構造

母の土俵で戦うなら、最低限そろえるもの

もし個別株の土俵で戦うと決めたなら、ひとつだけ先にそろえておいたほうがいい道具があります。業績予想の修正履歴を、時系列で見る道具です。この記事で使った表——今期の2,110億円→3,100億円→4,320億円という流れも、2026年3月期に1,950億円まで上げた予想が1,887億円で着地したことも、1つの画面で見られます。マネックス証券の「銘柄スカウター」です。

銘柄スカウターライトは口座がなくても使えます。今回の修正履歴も、私はそこで見ました。口座を開くと(開設も維持も無料)銘柄スカウター本体になり、修正履歴をグラフで確認できるようになります。比較できる銘柄も、2銘柄から最大6銘柄に増えます。

なぜこれを勧めるかというと、この記事で母と私の判断が分かれた材料が、まさにこの1枚の表だったからです。「毎年上回ってきた」と読むか、「上げた予想も落ちる」と読むか。どちらを取るにしても、表を見ないまま決めるよりはいいと思っています。なお私の主軸はインデックスの積立で、別の証券会社を使っています(保有と推奨は別物として書いています)。

マネックス証券 公式サイト

私が8月にやったこと

正直に書きます。

何もしていません。

フジクラは買いませんでした。積立の金額も変えていません。配分も変えていません。積立の設定画面すら開いていません。いつもどおり、決めた日に決めた額が引き落とされただけです。

書いていて少し物足りないのですが、これが事実です。そして「何もしなかった」ことが、私の場合は判断そのものでした。

7月にIBMが25%暴落したときも、私はそれを翌日まで知りませんでした。一喜一憂しないというのは、我慢することではなくて、動揺する必要のない構造を先に作っておくことだと思っています。

母には、何も言っていません。「危ないよ」とも「よく買ったね」とも言いません。母は母の土俵で、自分の判断でやっています。私が口を出す筋合いのものではありません。

まとめ:2027年3月に、答え合わせをします

この記事で確かめたことを、3つに整理します。

  • 営業利益の予想は3か月弱で2.05倍(2,110億円→4,320億円)になり、株価は0.82倍になりました。市場が5月に「足りない」と言った2,636億円すら、いまの予想は1.64倍上回っています。それでも株価は、ストップ安をつけた日の終値より安いままです。
  • 同じ5,241円が、高値と比べれば66.1%、7月の安値と比べれば143.0%、利益と比べればPER26.6倍です。基準を選べてしまう株を、私は「割安かどうか判断できない株」と呼んでいます。買わなかったのは、下がると思ったからではなく、判断できなかったからです。
  • 同じ1枚の修正履歴が、母の根拠にも私の根拠にもなりました。「当初予想を毎年上回ってきた」(1.94倍・1.55倍)も、「2026年3月期は上げた予想1,950億円に実績1,887億円が届かなかった」も、どちらも同じ表に載っています。

最後に、読者のみなさんに渡したいのは、銘柄の判断ではなく、ひとつの問いです。

その株が20%下がった日に、自分が何をするか。それを買う前に紙に書けますか。

書けるなら、個別株の土俵で戦えます。書けないなら、インデックスの土俵にいたほうが、たぶん長く続きます。

私は2027年3月に、この記事の答え合わせを書きます。そのときフジクラが8,000円になっていても、3,000円になっていても、私の判断は変わりません。なぜなら私が判断したのは株価の行き先ではなく、自分がどちらの土俵に立つかだったからです。

母は、たぶん今も株価を見ています。私は見ていません。それでいいと思っています。

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出典

  • 株価・出来高・業績・財務:株探(kabutan.jp)2026年9月7日取得
  • 業績予想の修正履歴:マネックス証券「銘柄スカウターライト」2026年9月7日取得
  • 5月14日の市場予想(QUICKコンセンサス)、6月18日の上方修正、8月19日の日経平均:日本経済新聞
  • 株式分割(1対6・基準日2026年3月31日):2026年2月25日 適時開示
  • MSCIオール・カントリー・ワールド指数の銘柄入れ替え(2024年11月):日本経済新聞・Bloomberg

※本記事は情報提供を目的としたもので、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。株価・業績予想はいずれも2026年9月7日時点のもので、その後変動します。筆者はフジクラ株を直接保有していませんが、インデックスファンドを通じて間接的に保有しています。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。

【免責事項】
本記事は情報提供を目的としており、投資助言・勧誘を目的とするものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
この記事を書いた人
hiro

投資歴2007年から約18年。VOO・QQQ・金(サクっと純金)・eMAXIS Slim S&P500・オルカン・個別株を保有。「絶望買い×インデックス投資」で暴落局面こそ買い増すスタイル。長期的なアメリカ経済への信頼を軸に運用しています。AI×投資で資産運用ツールを開発中。完成次第フリーで公開予定。

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