投資戦略

マーケット・相場分析

原油は99ドルから82ドルへ、ガソリンは170円のまま【解熱剤が2つ入っています】

WTI原油は5か月で17ドル動いたのに、レギュラーガソリンの全国平均は1.5円しか動いていません。差を埋めているのは補助金で、投入額は累計で約1兆円です。為替も介入で155円台に押し込まれたままです。症状を止める解熱剤が2つ同時に入っている構造と、原因であるホルムズ海峡の再燃、そして私が見る2つの数字を整理します。
マーケット・相場分析

利上げ観測が強まった日、米国債30年の利回りは下がりました——ウォーシュFRB議長の初講演と、私の指値5.7%まであと0.53%【ジャクソンホール2026】

2026年8月28日、ウォーシュFRB議長が就任後初のジャクソンホール講演に立ちました。9月利上げ確率は45.7%へ上昇。ところが2年債が+6bp上がる一方、30年債は−2bpの5.168%です。私の指値5.7%は0.05%ポイント遠のきました。税引後利回りの計算機つきです。
インデックス投資

VOO vs RSP|上位10社37%の集中が怖くても、私が等加重に乗り換えない理由【23年データ】

S&P500は上位10社で37.64%。等加重のRSPなら解消できますが、23年通算では11.00%対11.36%でほぼ引き分けでした。コストは7倍から18倍。私が乗り換えない理由を実測データで整理します。
投資戦略・制度

死ぬまで入るお金を太くする。老後対策はこれだけ【5つの選択肢】

ねんきんネットで自分の見込額を見たら、思ったより少ない数字が出てきました。老後対策は「2000万円貯める」ではなく「終身収入>生活費」にすること。死ぬまで入り続けるお金を太くする5つの選択肢と、入ってはいけない1つを、2026年度の最新データで整理します。
マーケット・相場分析

BNDとAGG、どちらを買うかで悩む意味はありません——5年持って年率−0.36%だった理由

BNDとAGGは同じ指数のほぼ同じバージョンで、経費率0.03%も同じ、リターンの差は最大0.11ポイントです。悩むべきはそこではありません。決定的な違いは債券ETFに満期がないこと。2022年の−13%が、5年平均年率−0.36%として今も残っています。
投資戦略・制度

副業FXはやめとけ?「毎月10%」を10年伸ばすと2万円が18億円になります|投資歴18年の私が触らない理由

noteのおすすめに流れてきた副業FXの投稿を、書かれている数字のまま10年伸ばしてみました。月10%が続けば2万円は18億円です。投資歴18年でFXに一度も触っていない私が、触らない理由と、見分ける3つの質問を書きました。
マーケット・相場分析

米国債30年が利回り5.2%、19年ぶりの高さでも私が買わない理由——「税引後5%」で計算し直す【ストリップス派】

2026年7月29日のダウ1,153ドル安は3営業日で77%戻りました。残ったのは30年債利回り5.2%台、19年ぶりの高さです。それでも私は買いません。表面5.22%は税引後で4.61%だからです。税引後5%というラインの立て方と、ゼロクーポン債の正しい計算方法を、計算機つきで書きました。
マーケット・相場分析

米国株の23時間取引は12月6日から——延長されるのは「取引時間」であって「リターン」ではありません【日本時間の時間割つき】

2026年12月6日から米国株は1日23時間取引になります。市場が閉まるのは日本時間の午前10時からの1時間だけ。PayPayの東証素通り、70年ぶりの延長が30分だった東証との対比まで、日本時間の時間割つきで整理しました。それでも長期のインデックス投資家のリターンが1円も変わらない理由も書いています。
投資戦略・制度

iDeCoの出口を計算したら、退職金が多い人ほど損だった——19年ルールと特別法人税【無料シミュレーター付き】

iDeCoが得か損かは、あなたの退職金の額で決まります。同じ掛金・同じ運用でも結果は230万円変わりました。退職金を先に受け取ると控除を満額使うのに80歳が必要になる「19年ルール」と、凍結されたままの特別法人税を金額に翻訳。あなたの数字で試せる無料シミュレーター付きです。
インデックス投資

インベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)は危ない?──毎月150円の分配に必要な運用は「年23.4%」でした【2026年7月】

純資産4兆1,730億円。ランキング常連。なのに私の周りに持っている人が一人もいません。毎月150円の分配を維持するには年23.4%の運用が必要で、このファンド自身の27年実績(年6.9%)の3倍以上です。「危ない?」の答えと、誰が買っているのかという謎の答えを、数字で書きました。