回収ゼロでも、AIに月25,300円払い続ける理由——「稼げたか」ではなく「同じ値段で中身が良くなったか」で決める。オルカンと同じ物差しです【2026年9月23日時点】

セーラー服姿の月城ミオが長い木の定規を両手で持ち、ノートパソコンと請求書の束が置かれた机の前に立っている AI・テック投資
AIに払っているのは月約25,300円。回収は2026年9月23日時点でゼロ円です

本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。

私はAIに、月に約25,300円払っています。Claudeが18,000円、ChatGPTが約2,000円、音楽を作るSunoが約4,500円、ブログのサーバー代が月にならして833円。1年で約30万円です。

このブログと副業から戻ってきたお金は、2026年9月23日時点でゼロ円です。アフィリエイトのリンクは前から置いていますが、回収はまだありません。

こうして並べると、かなりの出費です。年30万円は、オルカンを月2万5千円ずつ積み立てた1年分と同じ額になります。リターンが出ていないのは、正直に言って痛いです。

それでも、やめません。

続けるかどうかを、私は「稼げたか」では決めていません。「同じ値段で、中身が良くなったか」で決めています。オルカンを持ち続けるときと同じ物差しです。

その物差しで測ると、9月22日に答えが出ました。月18,000円のまま、Claudeの中身が1つ上のモデルと同じ水準に入れ替わったからです。

逆に、値段が上がったのに中身が変わらなかったら、見直します。続ける理由とやめる理由を、同じ定規で先に書いておきます。

結論:続けるかどうかは「値段」と「中身」の2つだけで決める

先に、判断の表を1枚にします。

道具もファンドも、この1本の物差しで測る 値段が同じ(または下がった) 値段が上がった 中身が 良くなった 中身が 変わらない 続ける Claude(2026年9月22日) オルカンの信託報酬引き下げ 見合うか判断 上がった分だけ良くなったか 何もしない 毎月考え直さなくていい 見直す 信託報酬が上がったファンドと同じ 「稼げたか」は、この表に入っていません
図1:続けるか・見直すかを決める表(筆者作成)

見るのは「値段」と「中身」の2つだけです。「今月いくら稼げたか」は、この表のどこにも入っていません。

なぜ入れないのかは、後半で書きます。先に、何にいくら払っているかを全部出します。

私がAIに払っている金額:月約25,300円、回収は0円

道具プラン月額何に使っているか
ClaudeMax 5x($100)18,000円ネタ選び・記事の設計、本文・図・公開作業
ChatGPT月2,000円のプラン約2,000円記事の挿絵
SunoPremier($30)約4,500円AIで作るBGM
サーバーConoHa WING833円このブログ本体(年1万円を月にならした額)
合計約25,300円1年で約30万円

回収:0円(2026年9月23日時点)

ドル建ての2つは、為替で毎月の円の額が少しずつ動きます。

サーバーは、このブログを置いているConoHa WINGです。4つの中で、払っている理由がいちばんはっきりしている出費です。ここが止まると、ブログそのものが消えます。

回収の内訳も書いておきます。ブログの広告収入、アフィリエイト、BGMを含めてゼロ円です。

アフィリエイトのリンクは前から置いていますが、回収は2026年9月23日時点でゼロ円です。昨日の防犯カメラの記事にも、楽天の商品リンクを2本置きました。

家計の中では4番目:電気代の約7割

この金額を、コンビニの記事と電気代の記事で出した実額の中に入れてみます。

私の家計の中のAI(月額) コンビニ+アイコス52,800円 食費約50,000円 電気35,212円 AI約25,300円 雑費20,000円 通信10,000円 ガス7,000円 水道5,000円 電気は2026年9月の検針票、その他は2026年9月時点の概算
図2:家計の中のAI(筆者作成)。網掛けがAI

AIは上から4番目です。電気代の約7割、通信費の約2.5倍あります。

回収がゼロのうちは、これは副業の経費ではありません。趣味の支出です。なので、コンビニや電気代と同じ表に、そのまま並べています。

9月22日に何が変わったか:値段は同じ、中身は1つ上と同じ水準に

2026年9月22日、Anthropic(Claudeを作っている米国の会社)が新しいモデル「Claude Opus 5.5」を出しました。私の月額プランで使える中身が、これに入れ替わりました。

9月22日の入れ替わり(私のプラン:Max 5x) 9月21日まで(Opus 5) 9月22日から(Opus 5.5) 月額18,000円18,000円(据え置き) 性能(公式発表)―ほとんどの作業でFable 5.1と同じ水準 1つの作業に使う量―減った 5時間ごとの上限―引き上げ 「数字の差は、実際に使ったときの差ほどではない」と、Anthropic自身が書いています
図3:9月22日に変わったこと(Anthropicの発表と公式Xをもとに筆者作成)

中身について、根拠にするのは公式の発表と外部の指標だけです。

  • Anthropicの発表:ほとんどの作業で、上位モデルの「Fable 5.1」と同じ水準。Opus 5より約40%安く動き、1つの作業に使う量(トークン)も減った
  • 外部の指標:AIの性能を比べる調査会社Artificial Analysisの総合指数(改訂後)で、Opus 5.5が58点。Fable 5.1とOpenAIのGPT-6 Astraが53点
  • 利用上限:Anthropicの公式Xで、ProとMaxの5時間ごとの上限を引き上げると発表

ただし、同じ発表の中でAnthropic自身が、ベンチマークの差は「実際の違いの目安として、当てにならなくなってきた」と書いています。自社で使った感覚では、Fable 5.1との差は点数ほど大きくない、とも書いています。なので「58点と53点だから、はっきり上」とは読みません。私が読み取るのは、「少なくとも同じ水準にはなった」というところまでです。

もう1つ、混ぜてはいけない話があります。発表では開発者向けの料金(API)が20%下がりましたが、これは従量課金の話です。私の月18,000円は、上がりも下がりもしていません。変わったのは中身と上限のほうです。

このブログの作り方:決めるのは私、書くのはAI

月18,000円で何をしているかも、書いておきます。このブログは3つの役で作っています。

  • 私:決める。ネタを選ぶ、AIからの確認事項に答える、アフィリエイトの商品を選ぶ
  • 月城ミオ(このブログのキャラクターで、中身はClaude):ネタ選び、過去の記事と被っていないかの確認、記事の設計図づくり
  • Claude Code(パソコンの中で作業するClaude):本文、図、WordPressへの入稿、記事一覧の更新

たとえば昨日の防犯カメラの記事では、月城ミオが「これは記事になるか」を判定しました。楽天の検索結果から、記事の数字と価格が合う店を選んだのは私です。そのリンクの幅を直して貼ったのがClaude Codeでした。フジクラの記事では、母のことをどう書くか、買値をどう出すかを私が決めました。

決めるのは全部、私です。AIに渡しているのは、決めた後の手間のほうです。

よくある3つの見方と、私の立ち位置

見方A:「AI副業で月◯万円」
私の実績はゼロ円なので、この側には立てません。この記事にも、稼げる方法は書いていません。

見方B:「AIに課金するのは無駄。無料で十分」
無料でも記事は書けます。ただ、毎日1本の公開はClaude Codeなしでは回りません。無駄かどうかは「何を得ているか」で決まります。私の場合、得ているものは収益ではありませんでした(後で4つに分けます)。

見方C:「新しいモデルが出たら乗り換えを検討」
乗り換えると、道具・手順・記事一覧の回し方を全部作り直すことになります。信託報酬が0.01%安い別のファンドに移るのと同じで、中身が同じかそれ以上なら、動く理由がありません。

オルカンを持ち続けるのと、同じ物差しで道具を持つ

私がオルカンを持ち続けている理由は、「今年いくら増えたか」ではありません。増えない年も持っています。

理由は、同じコスト(信託報酬)で、世界の株式という中身をそのまま持てているかです。インデックスファンドはなぜ安いのかで書いたとおり、信託報酬が下がれば、持ち続ける理由は強くなります。

道具も、同じ物差しで測ります。

もし「今月いくら稼げたか」で決めたら、回収ゼロの今は、すぐにやめる判断になります。そして、稼げた月に増やし、稼げない月にやめることになります。これは、相場を見て売ったり買ったりするのと同じ動きです。SNSの投資アカウントの記事やFOMCの前の記事で、私がやらないと書いたことでした。

「同じ値段で中身が良くなったか」で測ると、答えは図3のとおりです。18,000円は据え置き。中身は公式発表で「ほとんどの作業でFable 5.1と同じ水準」。1つの作業に使う量は減り、上限は上がりました。

だから続けます。回収はゼロのままです。

物差しの裏返し:値段が上がって中身が変わらなかったら、見直す

「続ける理由」だけを書くと、ただの言い訳に読めます。なので、やめる条件も同じ定規で書いておきます。

値段が上がったのに、中身が変わらなかったら、見直します。オルカンで言えば、信託報酬が上がったら乗り換えを考えるのと同じです。

定規が1本なので、毎月「やめようか」と考えなくて済みます。月額の支出は、月に1回の請求で判断すれば足ります。毎日の判断に負けたコンビニとは、ここが違います。

「稼げたか」を物差しにしない理由は、もう1つあります。稼げるかどうかは、私の記事の力で決まります。道具の良し悪しでは決まりません。道具のせいにもしないし、道具のおかげにもしません。

正直に書いておくこと:積立を止めたとき、AIは削らなかった

9月20日の記事で、投資信託の積立を資金の都合で止めていると書きました。

そのとき、AIの月額を削ることは考えませんでした。物差しで測って残したのではありません。考えなかった、が本当のところです。

だからこそ、今日この物差しを文字にしています。考えなかったものを、後から「正しかった」と言うのは簡単です。先に条件を書いておけば、次に値段が変わったとき、同じ定規で測るしかなくなります。

もう1つ、はっきりさせておきます。この物差しが答えているのは「この道具に、払い続ける価値があるか」です。「払い続けられるか」には答えていません。そこは家計の話で、別に考えることです。

物差しを使うときの注意(3つ)

① 「速くなった」のは、AIの待ち時間だけ

体感では、AIが返事をするまでの待ち時間が短くなりました(測ってはいません)。ただ、短くなったのはAIの待ち時間だけで、私が確認する時間は変わっていません。1本の記事にかかる時間の大半は、確認事項のやりとりです。そこは速くなりません。

② 性能の数字は、AI本人には言わせない

このブログは、月城ミオ、つまりClaudeと一緒に作っています。なので、Claudeの性能をClaude自身に評価させることはしません。身内の評価になるからです。根拠は、公式発表と外部の指標だけにしました。その公式が「数字ほどの差はない」と書いているので、その一文も一緒に載せています。

③ 6月3日の答え合わせ:リターンはゼロだった

6月3日のパソコンの記事で、私はAIを使って作る側に回ることを「攻めの投資」と書きました。あれから3か月半、リターンはゼロです。投資として見れば、全損です。

ただ、私が続けるかどうかを決めていた物差しは、リターンではありませんでした。今回、請求書を並べてみて、それに気づきました。

得ているものを4つに分けると、空いているのは「収益」だけ

月約25,300円で得ているもの 収益 0円(空欄) リンクは置いている。回収はまだ 時間 毎日1本の公開が回っている 判断 私は「決める」ことだけに集中できる 記録 過去の記事と主張が一覧で残る
図4:得ているものの4分類(筆者作成)

収益はゼロでも、時間・判断・記録の3つは得ています。家計表に載せる理由は、これで十分です。空いているのは収益の1マスだけです。

あなたのサブスクで、1本だけ測り直してみてください

AIでも、動画でも、音楽でも、アプリでも構いません。サブスクを1つだけ選んで、次の3つをやってみてください。

  1. 「稼げたか」ではなく「同じ値段で中身が良くなったか」で測る。良くなっていれば続ける。値段が上がって中身が同じなら見直す。NISAのファンドを見るときと同じ定規です
  2. 得ているものを、収益・時間・判断・記録に仕分ける。収益がゼロでも、ほかの3つがあれば家計表に載せていい
  3. 見直す条件を1行で書く。私の場合は「値段が上がって、中身が変わらなかったら見直す」です

新しいモデルやサービスが出たときも、同じです。料金が同じで中身が上がったなら、何もしません。乗り換えを考えるのは、料金が上がったときか、自分の使い方が変わったときだけです。

これから始める方は、全部に同時に課金しないでください。1つ入れたら、まずその1つをこの物差しで測ってみてください。

この物差しで、見えにくくなること

最後に、書き分けておきます。この物差しが答えているのは「この道具を持ち続けるか」です。「この副業が成り立つか」ではありません。

道具が良くなっても、回収がゼロなら、副業としてはまだ成り立っていません。物差しがきれいに決まった分、ここが見えにくくなるので、はっきり書いておきます。

その答え合わせは、2027年3月にやります。そのときは道具ではなく、回収で測ります。記事に置いたアフィリエイトのリンクから、いくら戻ってきたか。ゼロなら、ゼロと書きます。

まとめ

  • AIに払っているのは月約25,300円・年約30万円。回収は2026年9月23日時点で0円
  • 家計の中では4番目。電気代の約7割。回収ゼロのうちは趣味の支出として家計表に載せている
  • 続けるかどうかは「稼げたか」ではなく「同じ値段で中身が良くなったか」で決める。オルカンを持ち続けるのと同じ物差し
  • 9月22日、月18,000円のまま、Claudeの中身が上位モデルと同じ水準に入れ替わり、上限も上がった(公式発表)。だから続ける
  • 値段が上がって中身が変わらなかったら、見直す。続ける理由とやめる理由を、同じ定規で先に書いておく
  • 積立を止めたとき、AIを削ることは考えなかった。だから今回、物差しを文字にした
  • この物差しは「道具を持ち続けるか」の答えで、「副業が成り立つか」の答えではない。2027年3月に回収で答え合わせする

値段と中身だけを見る。オルカンでやっていることを、道具にもやっているだけです。

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※本記事の内容は2026年9月23日時点の情報です。※各サービスの月額は筆者の支払い額で、Claude($100)とSuno($30)はドル建てのため、為替によって円の額が変わります。サーバー代は年額約1万円を12で割った額です。※Claude Opus 5.5の性能・コストに関する記述は、Anthropicの発表「Claude Opus 5.5」(2026年9月22日)によります。利用上限の引き上げは、Anthropic公式X(@claudeai)の投稿によります。※Artificial Analysis Intelligence Indexの点数は、同社の指数の改訂後の値で、公開時点のものです。指数は今後も更新されることがあります。※本記事は、AIを使った副業で収入が得られることを示すものではありません。筆者の回収は2026年9月23日時点でゼロ円です。※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品やサービスの利用を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任のもとで行ってください。本記事にはA8.netのアフィリエイトリンクが含まれています。

【免責事項】
本記事は情報提供を目的としており、投資助言・勧誘を目的とするものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
この記事を書いた人
hiro

投資歴2007年から約18年。VOO・QQQ・金(サクっと純金)・eMAXIS Slim S&P500・オルカン・個別株を保有。「絶望買い×インデックス投資」で暴落局面こそ買い増すスタイル。長期的なアメリカ経済への信頼を軸に運用しています。AI×投資で資産運用ツールを開発中。完成次第フリーで公開予定。

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