「AIでサービスを作る」と聞いて、自分には関係ない話だと感じる方は多いのではないでしょうか。私もつい最近まで、完全にそちら側の人間でした。
しかしこの数ヶ月で、考えが180度変わりました。Claude Codeというツールを使って、個人でもたった数日で実用的なWebサービスを公開できてしまったからです。この記事では、その開発過程と、そこで気づいた「副業の新しい形」についてお話しします。
きっかけは、ありふれた通勤ストレスでした
私が今回作ったのは「東京エリアの鉄道遅延情報サービス」です。サービスURLは tokyo-train-delay.com で、現在公開中です。
作ろうと思ったきっかけは、完全に個人的な不満でした。東京で電車通勤をしていると、公式の遅延情報が実態とずれているケースに頻繁に遭遇します。駅で足止めされているのに運行情報では「平常運転」と表示されたり、逆にすでに復旧している路線が遅延扱いのままだったり。こうした小さなストレスが、毎朝積み重なっていました。
「誰かが作ってくれるのを待つ」のをやめた瞬間
以前の私なら、この不満をSNSで呟いて終わっていたと思います。「誰か便利なアプリ作ってくれないかな」と。しかし今回は違いました。AIを使えば、自分でも作れるのではないかと考えたのです。
Claude Codeで、本当に数日で形になりました
開発に使ったのは、Anthropic社の「Claude Code」というツールです。ターミナル上でAIに対話形式で指示を出すだけで、コードを自動生成してくれます。
私はエンジニアではありませんが、自然言語で「こういう機能が欲しい」「このエラーが出た」と伝えるだけで、AIが該当箇所を修正してくれました。結果として、着手から数日でサービスの主要機能が完成しました。
完成したサービスの3つの強み
現在公開しているサービスには、以下のような特徴があります。
1. 公式情報より速報性が高い
独自のデータソースを組み合わせることで、公式発表よりも早く遅延の兆候を検知できる仕組みを組み込みました。
2. 首都圏46路線に対応
JR・私鉄・地下鉄を横断的にカバーしており、乗り換えを含むルート全体の状況を一画面で把握できます。
3. 英語表示にも対応
インバウンド需要を見据えて、多言語対応を最初から組み込みました。海外からの観光客や在日外国人の方にも使いやすい設計です。
在宅ワーク環境を整える上で、こうした情報ツールに加えて作業環境そのものへの投資も重要です。私自身、開発中は長時間のPC作業が続いたため、モニターや椅子などの環境整備にも気を配りました。
今後の収益化プラン
現時点ではサービス自体は無料公開しており、収益はまだ発生していません。ただし今後のマネタイズ方針は明確に描いています。
段階的な収益化ステップ
まず第一段階として、サイト内へのディスプレイ広告とアフィリエイト広告の導入を予定しています。通勤関連の商品やサービスとの親和性が高いため、ユーザー体験を損なわない形での広告配置を検討中です。
第二段階では、表示高速化を考えています。毎朝の通勤で本当に使っているユーザーにとっては、十分に価値あると判断しています。利便性を追求します。もちろん、無料です。
「個人×AI」で変わった、副業の前提
今回の開発を通じて、副業に対する考え方が根本から変わりました。
これまで副業といえば、既存スキルを切り売りするか、物販などの仕入れ型ビジネスに限られていました。しかし「個人が自分専用の小さなサービスを自作して公開する」という選択肢が、AIによって現実的になったのです。
特に会社員の方にとって、この変化は大きな意味を持ちます。日々の業務で感じる「面倒くさい」「こうだったらいいのに」という感覚こそが、サービスの種になるからです。エンジニアでなくても、自分が一番のユーザーになれる領域で、小さなサービスを立ち上げられる時代が来ています。
まとめ
AIを使えば、個人でも数日でサービスを形にできます。大切なのは、特別なスキルではなく「身近な不便に気づく目」と「とりあえず作ってみる行動力」です。
もし興味を持っていただけたら、実際のサービスを一度触ってみてください。tokyo-train-delay.com で公開しています。今後の更新情報もこのブログで発信していきます。

