「ゴルカン」⁉「金」の投資信託について調べてみた

投資信託

明治安田ゴールド/オール・カントリー株式戦略ファンド【愛称:ゴルカン】の情報

明治安田ゴールド/オール・カントリー株式戦略ファンド(愛称:ゴルカン)は、世界株式と金に投資することで、世界株式市場の上昇を捉えつつ、市場局面に応じて金への投資配分を増やすことでポートフォリオのリスク分散を図ることを目指す投資信託です。

オルカン」に似た名前で出てきた「ゴルカン」。新たな投資対象として長期目線で見てみました。

結論

  • 手数料等が高い
  • リスクが高い
  • デリバティブ取引・・・危険

自分としては「なし」です。

これなら、「三菱マテリアル」「田中貴金属」で現物の「金」を買います。バフェットの話では、資産の10%を金で持つことらしいです。自分は純金積み立てコツコツ♪しています。

1.投資目的 – 資産形成

  • 目標: 世界株式市場の上昇を捉えつつ、市場局面に応じて金への投資配分を増やすことで、ポートフォリオのリスク分散を図り、長期的な資産形成を目指します。
  • 投資戦略: SGイシュアーが発行する担保付社債(円建て)を主要投資対象とし、ゴールド/オール・カントリー株式戦略のパフォーマンスに連動する投資成果を目指します。実質的に世界株式と金に投資し、実質組入外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行いません。

2.分配金

  • 分配金は、年1回、8月に決算を迎える毎に支払われます。
  • 分配金額は、運用状況によって変動します。

3.販売手数料

  • 3.30%

4.信託報酬

  • 信託報酬は、年率1.023%(税込)です。

5.信託財産留保額

  • 0.30%

6.運用期間

  • 運用期間は、無期限です。

7.純資産残高

  • 1,378百万円(2025年1月30日現在)

8.過去の運用実績

9.リスク

1. 価格変動リスク

  • 株式市場のリスク: 世界株式市場は、経済状況、政治情勢、企業業績など様々な要因によって変動します。そのため、当ファンドに組み入れられている株式の価格が下落し、基準価額が下がる可能性があります。
  • 金価格のリスク: 金価格も、需給バランス、インフレ率、為替レートなどによって変動します。金価格が下落した場合、当ファンドの基準価額が下がる可能性があります。

2. 為替変動リスク

  • 当ファンドは、実質的に外貨建ての資産に投資しますが、原則として為替ヘッジを行いません。そのため、為替レートが変動すると、円換算した際の投資資産の価値が変動し、基準価額が影響を受ける可能性があります。

3. 信用リスク

  • 当ファンドは、ソシエテ・ジェネラルの100%子会社であるSGイシュアーが発行する担保付社債を主要投資対象としています。SGイシュアーまたはソシエテ・ジェネラルの信用状況が悪化した場合、担保付社債の価格が下落し、当ファンドの基準価額が下がる可能性があります。

4. 流動性リスク

  • 市場の状況によっては、当ファンドが保有する資産を速やかに売却できない場合があります。その場合、換金代金の支払いが遅延したり、換金自体ができない可能性もあります。

5. その他のリスク

  • 市場センチメントの変動リスク: 当ファンドは、市場センチメントを測る指標によって、株式と金の配分比率を調整します。しかし、市場センチメントの判断が誤った場合、期待した投資成果が得られない可能性があります。
  • 金ETFの上場廃止リスク: 当ファンドが投資する金ETFが上場廃止となった場合、金ETFの価格が下落し、当ファンドの基準価額が下がる可能性があります。

結論

純粋な「金」ではなく社債がついている。担保付社債!!しかも「デリバティブ取引」と書いてあります。素人が迂闊に手を出してはいけないキーワードのです。

名前は「オルカン」に似ていますが、似て非なるものです。かなり強くお勧めしません!