結論
お宝NISAは金融庁公式HPから探す
経緯
NISAには積立投資枠と成長投資枠があります。積立投資枠はその名前からも分かるように毎年コツコツと積み立てていく枠で年120万円×5年で最高600万円まで使用できます。成長投資枠はその年の枠(240万円)を一気に買うことができこれが5年間使用できます(240万×5年=1,200万円)。
これらのうち積立投資枠は長期を想定しての投資枠なので対象商品の選定が厳しいです。
言い換えれば、比較的低リスクな商品が多く含まれています。
しかも、積立投資枠の商品は成長投資枠としても売買できるので、積立投資枠の商品から全て選ぶことができるのです。
お宝NISAの選び方
ここで、つみたて投資枠対象商品届出一覧(対象資産別)一覧に載っている商品すべてがお宝ではありません。狙うべきは
- 【指定インデックス投資信託:242本】
- 【上場株式投資信託(ETF):8本】
の250本です。この商品から
- 総資産が大きく・・・総資産1兆越え
- 運用成績が良く・・・平均の年率7%超え
- 利回りの変動幅・・・マイナスの値が小さい
- 信託報酬が少ない・・0.2%以下が最低条件で安いほど良い
を探せばいいわけです。
ファンド比較

残った商品は
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)
と、いつもの商品となりました。
あと、つみたて投資枠対象商品届出一覧(対象資産別)を見ていて気になったのは、唯一の米国ETFであるiシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV)がありましたね。総資産6,000億ドル、配当年4回、信託報酬0.03%と破格ですが、外国税が掛かる(10%)掛かるのが問題です。
まとめ
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)もしくはeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が概ね良いと思われます。
ただし、どちらも配当が出ない(無配)なので、配当金が欲しい人は少しリスクをとって別の商品を探すのがいいと思います。