新着記事

NISA改正(案)の憂鬱

プラチナNISAおよびこどもNISA復活については、2025~2026年度の税制改正で正式検討・決定される見込みです。これらが、いい面と良くない面がある。以下3点を取り上げてみました。 高齢者優遇・ジュニアNISA復活・毎月分配型投信の行方──NISA制度改正を読み解く 2025年現在、NISA(少額投資非課税制度)をめぐる制度改正が相次いで議論されています。その中でも注目を集めているのが「高齢者...

S&P500相場は5月も堅調 ― テック株リバウンドが牽引

2025年5月の米国株市場は、ハイテク大手の決算好調を受けてS&P500が続伸しました。FRBは利上げを⾒送りつつもインフレ鎮静化を注視しており、短期的には“追い風+不透明感”が同居する局面です。三菱UFJアセットマネジメントの月報でも「夏以降はFOMCと企業決算が方向性を決める」と指摘されています。 VOO と eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)――基本スペックを比...

【保存版】退職金で失敗しないために|新NISAとインデックス投資の“落とし穴”とは?

退職金の魔力と投資ブームの落とし穴 人生で最も大きなお金が振り込まれる瞬間――それが「退職金」です。 そのまとまった資金を見た瞬間、「このお金を増やしたい」「投資で殖やさないと損かも」と思う方は少なくないでしょう。新NISAがスタートした今、投資の機運は一気に高まり、「オルカン」や「S&P500」のインデックスファンドに資金を投じる人が急増しています。 しかし、いま日本で起きているのは**...

【注意喚起】インベスコ世界厳選株式オープン(世界のベスト)は“●●ファンド”?初心者が絶対に避けるべき理由

はじめに 最近、投資信託ランキング上位に「インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)(世界のベスト)」というファンドがランクインしているのを目にした方も多いでしょう。一見すると魅力的に見えるこのファンド、実は**資産形成に極めて不向きな“高コスト・高リスクファンド”**です。この記事では、その危険な中身を冷静に分解し、初心者の方に向けて警鐘を鳴らします。 問題点1:信託報酬が極...

【2025年6月最新版】VOOのテクニカル分析と投資判断を徹底解説!

S&P 500に連動する米国の代表的ETF「VOO(Vanguard S&P 500 ETF)」は、長期投資家にも短期トレーダーにも人気のあるファンドです。本記事では、2025年6月16日時点のテクニカル指標やファンド情報をもとに、VOOの現在地と今後の戦略を考察します。 ✅ 1. テクニカル指標の最新状況 VOOの主要なテクニカル指標を以下に整理しました。 指標名値シグナル5日移...